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蓼科 ソムリエ 井上富雄 のブログ一覧

蓼科

2024/01/14

蓼科の冬はロンバルディア州のワインと共に・・・

新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 今日の朝の気温がマイナス10℃でした、、、寒いのは苦手なソムリエの井上です。 厳しい寒さのなか、茅野市では寒天づくりが最盛期を迎え、我が家の目の前でも寒天干しがはじまりました! そんな蓼科の冬、ラコルタではイタリア北西部にあるロンバルディア州の料理を基にした渡邉シェフのコンスリィエがお楽しみいただけます!(前回山勢さんが記事にしております。) 料理に合わせてワインもご用意しております。 本日のおすすめ『ワイン三杯セット3.960円』 ロンバルディア州の州都はミラノ、パリに次ぐファッションショーが開催される洗練された都市とアルプス山脈を擁するリゾート地でもあります。 ワイン産地としては、平野は大陸性気候で葡萄の栽培に適しています。 丘陵部や山岳部はアルプス性気候で昼夜の寒暖差が激しい土地になっており、 スパークリングワインで使用される葡萄品種の育成が盛んです。 ロンバルディア州といえば代表的なスパークリングが【フランチャコルタ】です。   今回ご用意した最初の一杯目は銘醸ベラヴィスタのオーナーが 新しく立ち上げたブランド【コンタディ・カスタルディ】です。 フランチャコルタの19の契約農家から高品質の葡萄を集め、様々な土壌から収穫された葡萄の多様性を生かす醸造で80種類以上に分類されたベースワインをブレンドしていく様はまさに精緻かつ洗練された高度なブレンド技術。 シャルドネを主体に80%、ピノ・ネロとピノ・ビアンコを10%づつブレンド。 外観は緑がかかったイエロー、細く長く続く泡と柑橘類や白桃の香と グリーンペッパーの爽やかなハーブのニュアンス、 繊細な味わいと奥行きがある酸味。 前菜のわかさぎのフリットや魚料理の浅間サーモンのカルトッチョにぴったりです。   二杯目はロゼワインです。 コルデーロ・サン・ジョルジュ【ピアサ ロザート】 こちらの生産者も只者ではありません、バローロの名門(ヴィエッティ)で 歴史的な活躍したコルデーロ家が手掛けるワインです。 こちらのロゼはほとんど聞いたことがない品種クロアティーナ100%で造る 挑戦的で実験的なロゼであると、当主フランチェスコさんが話しております。 赤のストラクチャーがあり白のフレッシュさも兼ね備えている一本です。 やや濃いめのサーモンピンクの外観、サワーチェリーやシナモンの香 口に含むとフレッシュな酸味のあとにタンニンを感じます。 前菜のわかさぎのフリット、パスタのウニとサフランのクリームソースや メインの仔牛のカッスーラと共にお楽しみください。 三杯目が赤ワイン ラ・プレンディーナ 【ガルダカベルネ】 この白葡萄の生産が盛んなロンバルディアで赤ワインを造っている生産者、、、 いくつものインポーターを探してやっと見つけました。(涙) ガルダ湖から五キロほど離れた小高い丘にてCSやメルロー、CFを育てています。 当主のルチアーノ・ピオーナ氏は畑仕事に重点を置いた職人気質の方です。 外観は赤がかかったバイオレット、カシスやベリーをジャムにしたような熟した 黒い果実の香と黒胡椒やリコリスがほのかに感じられます。 しっかりとした骨格となめらかさが両立しているバランスの良い赤ワインです。 こちらにはメインディッシュを+1860円で変更できる 国産牛のグリル赤ワインソースとあわせてください。 ※上記のワインセットですがグラス売り、ボトル売りもしております。   今年も蓼科の自然を感じられるようなワインイベントを企画してききたいと思っております。 どうぞ一年お付き合いをお願いいたします。   ​​​​​​  

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蓼科

2023/07/15

長野ワイン&地酒ご用意しました。

皆様こんばんは! いよいよ夏の行楽シーズンですね! 蓼科では夏の期間家族で楽しめるイタリアンブッフェを今日からスタートです。 今回はご夕食を彩る長野県産のワインと地酒のご紹介です。 ◆諏訪5蔵飲み比べセット(お猪口×5) 1.980円 夏の吟醸酒をメインに集めました! お土産の味見にお試しください。 若干の内容変更する場合もございます。   ◆小布施ワイン オーディネールメルロー グラス1.760円 ボトル8.800円 ◆シャトーメルシャン マリコシャルドネ グラス1.650円 ボトル8.250円 ◆シャトーメルシャン マリコロゼ グラス1.430円 ボトル7.150円 こだわりの長野県産ワイン、国産ワインでも指折りのワインを揃えました。 (小布施ワインがグラスで飲めるのはかなりレア・・・・数量限定品です。) ◆ロータリ プラチナ ブリュット グラス1.540円 ボトル7.700円 ◆ロエロ・アルネイス グラス1.320円 ボトル6.600円 ◆フェウドアランチョ カントドーロ グラス1.320円 ボトル6.600円 お料理にも合わせてイタリアのワインもご用意ございます! そして大好評の飲み放題も1870円でご用意してございます。 夏の家族の思い出をぜひラコルタで!ご予約お待ちしております。  

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蓼科

2023/07/10

八ヶ岳西麓ワインバレーご存じでしょうか?

皆様こんにちは、地域創生を使命に生きるソムリエ井上です。 長野県には信州ワインバレー構想という葡萄の栽培からワイン醸造、販売、消費までの振興策を示し、長野県産ワインのブランド化とワイン産業のさらなる発展を推進しひいては長野県の発展に寄与することを目的としています。現在ワインバレーは県内に4つあり有名な桔梗ヶ原ワインバレー日本アルプスワインバレー、千曲川ワインバレー、天竜川ワインバレーと今年の3/31に新たに原村、富士見町、茅野市の全域と対象とした八ヶ岳西麓ワインバレーが設立されました。 今回は茅野市北山オーベルジュ・エスポワールのシニアソムリエ野村秀也さん主催の八ヶ岳ワインフレンズINそよ風に参加させていただきました。梅雨の晴れ間の良い天気に茅野市豊平のオレイユ・ド・シャの小出さんの圃場見学とワインには欠かせない土壌と地質の講義が聞けました。 小出徹さんは1968年生の55歳 長野県茅野市出身IT技術者を経て2017年よりブドウ栽培を開始オレイユ・ド・シャ(ねこみみワイン)は圃場にある大泉山と小泉山を猫の耳に例え名付けられました。八ヶ岳、蓼科山、霧ヶ峰、甲斐駒ヶ岳を望む標高930mにある畑で2018年よりブドウの栽培を開始。かわいいけれど爪も牙もある親しみやすいけど芯のあるNAGANOを代表するようなワインを提供したい、ブドウ栽培とワイナリーを通じて耕作放棄地を防ぎ、雇用の創出、地元企業と連携して末永く地域の発展に貢献したいと考えておられます。目指すのは1000年続くワイナリー。主な畑はねこ畑きつね畑しか畑と3つあり今後も圃場は増えていきます。又、ワイン醸造を今年から自社で開始する予定です。(楽しみですね!) 今回はねこ畑にあるシャルドネ、メルロー、ゲヴェルツトラミネール、ルカツィテリなどを見学させていただきました。(約30種類のブドウを育てています!) 土壌についてはフランスのブルゴーニュシャブリの土壌、長野県塩尻市岩垂原地区、八ヶ岳西麓地域の土壌と地質の説明と川から流れてくる石が集積し土壌をつくっていること、八ヶ岳西麓は火山性の地質に縄文時代の人々が生活していた後の地質(黒ローム)があったり富士見町では珍しい断層があり礫と呼ばれる岩がゴロゴロしている地区でワイン造りを始めた鉄人を野村さんご自身で手伝い畑仕事をしている姿をご紹介いただきました。 テイスティングでは、塩尻岩垂原の井筒ワインシャルドネとフランスシャブリのプルミエクリュのモンマン2000年の(23年前のワインなんてレア!)比較テイスティングがあり、そよ風さん特製の鹿肉キッシュとハーブサラダ、メロン、ブルーベリーでのマリアージュも野村さんの自慢の岩コレクションと分かりやすい解説付きでとても素晴らしい時間を過ごせました。 次回の八ヶ岳ワインフレンズは9/14((木))を予定しており葡萄畑の見学があるそうです。参加費…3500円(ワイン試飲なし)4000円(ワイン試飲あり)お申込み.お問い合わせはカフェギャラリーそよ風 TEL(0266-75-2987)担当 カナリさんまでお願いいたします。

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蓼科

2023/06/13

雨の日わいん

梅雨の晴れ間からこんにちは。 蓼科の井上です。 雨の日皆様はいかがおすごでしょうか? 私は雨の日じっくりとワインを楽しんでいます。 ここでソムリエ豆知識 【雨の日は環境的にも身体的にも香りや匂いを取りやすい】のです! 皆様も体験ありませんか?雨の降ったあとの土や草花の香り、 洋服やアスファルトの匂い、カエルの匂い、、、乾燥している晴れの日には 感じられない香が雨の日には感じられる、これは湿度によるものとされています。 湿度の高い雨の日は空気中に沢山の水蒸気がある状態です。 高湿度の環境では匂いを放つものに近い所では匂いの分子が濃く空気中に存在するため強く匂いを感じることができるのです。 身体的には雨の日の高い湿度で鼻腔内が潤っておりより匂いを感知することができるとされています。 梅雨にはついついさっぱりとしたスパークリングや白ワインを飲みがちですが 複雑な香りの赤ワインを楽しんでみるのもおすすめです。 6月からのコンスリィエはシチリアの郷土料理をシェフが日本人向けにアレンジしたイタリアンが楽しめます。 シチリアはイタリア最南端で20州で最大の州です。 地理的戦略的に地中海の真ん中に位置しており古代からいくつもの民族や文明による占領を繰り返し経験しており、閉鎖的なサルディーニャ島とは対照的に数々の文化や習慣を受け入れて独特な進化を遂げてきた州です。 食材は海と山の幸に恵まれており名産はレモン、オリーブ、ワイン、チーズ、アーモンド、オレンジと多彩です。 郷土料理もローマ人、ギリシャ人、スペイン人、イスラム教徒、スペイン人、ノルマン人と様々な人達が歴史を刻んできた為多種多様です。 お料理のご紹介です。 コンスリィエ 8.470円 前菜 天使の海老、帆立 クスクスのサラダ仕立て 魚介とシチリアのエンナ地方の郷土料理として定着したクスクスを合わせた一品。 クスクスにはジェノベーゼとマヨネーズで味を調えてあり、トマトソースとあわせてお召し上がりください。   パスタ イワシのブッタネスカ 刺激的なトマトソースとケッパー、オリーブとアンチョビの塩味、 情熱的な味わいのパスタをお楽しみください。   魚料理 カジキのカツレツ レモンとはちみつのソース カジキはシチリアでよく食べられている食材です。 ソースは自家製の塩レモンにはちみつを加えたオリジナルソース。 塩味とレモンのほろ苦さが絶妙です。   肉料理 仔羊のグリル カポナータ添え 仔羊のロースの部位をハーブと共にじっくりと 火入れした柔らかな一品。シチリア料理の代表格 カポナータ(野菜のトマト煮込み)と共にお楽しみください。   デザート カンノーリ シチリアの代表的なお菓子で筒状に焼き上げた生地の中に リコッタチーズとドライフルーツ、カスタードクリームをいれました。   上記の料理に合わせてシチリアワインをご用意しました。 写真左 クズマーノ アンジンベ 白 輝きのある黄金色のワイン、桃や白い花などの南イタリアらしい華やかなアロマ。 土着品種のインツォリアとシャルドネのブレンド。 カジキのカツレツにピッタリの白ワインです。 グラス1.320円 ボトル6.600円 写真左 クズマーノ ベヌアーラ 濃い黒に近いヴァイオレット、カシスやブラックベリーの香 緻密なアロマでシナモンや黒胡椒のニュアンス、 ベルベットのような滑らかな口当たり。 シラーを主体にネロ・ダーヴォラをブレンド。 仔羊のグリルに合わせてお楽しみください。 グラス1.540円ボトル7.700円      

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