東急ハーヴェストクラブ那須/那須Retreat
JR黒磯駅西口から板室温泉へと続く板室街道を10分ほど歩くと2階建てのグレーの建物「1988 CAFÉ SHOZO」が見えてくる。
このカフェを中心にフラワーショップ、ジュエリーアクセサリーのアトリエ&ショップ、ニットショップ、革工房など
個性的な店が集まる「クロイソストリート」が注目されている。
新たな旅の目的となったクロイソストリートの魅力を紹介しよう。
My Harvest
個性的なお店が点在するクロイソストリートは1988年にオープンした「1988 CAFÉ SHOZO」から始まった。この店は当時シャッター通りとなっていた黒磯商店街の空きアパートをカフェのオーナーである菊地省三さんが廃材や古い建材を使って改装したもの。1階はスコーンやクッキーなどの焼き菓子、コーヒー豆、紅茶の茶葉、雑貨類を販売。2階のカフェスペースにはレトロモダンやポップなど雰囲気の異なる客席があり、お客さんは好みのスペースで思い思いの時間を過ごしている。30年間変わらない味のカボチャのプリン、コーヒーに合う濃厚なチーズケーキ、ラズベリーソースを使ったオールドショコラなどを求めて足繁く通う方も多い。
この店が話題を呼び、全国のカフェ好きが集まるようになる。さらに同じ通り沿いにアパレルショップをはじめさまざまなお店を立ち上げ、いつしかこの通りは「SHOZOストリート」と呼ばれるように。ここ10年ほどで周辺に個性的な店が増え、駅前の通りまで含めた一帯が「クロイソストリート」として発展した。「故郷の黒磯を人の集まる街にしたい」という思いからカフェを創り上げたという菊地省三さん。その思いを受け継ぐかのように新たな人の流れが生まれている。
体験できる施設