東急ハーヴェストクラブ斑尾
標高3000m級の山々が連なる北アルプス。
その北アルプスの山脈を貫く世界でも有数の山岳観光ルートが「立山黒部アルペンルート」だ。
黒部ダムや大観峰、室堂など見どころも盛りだくさん。特に山々が錦に染まる紅葉の時期は、見る者を圧倒する絶景が広がる。
また、ケーブルカーやロープウェイ、トロリーバスなど、さまざまな交通でルートを乗り継ぐ行程も旅気分を盛り上げてくれるだろう。
この秋は大人から子供まで楽しめる「立山黒部アルペンルート」で、雄大な自然を堪能してみてはいかがだろう。
My Harvest
長野県の扇沢から富山県の立山駅を結ぶ「立山黒部アルペンルート」。途中には「黒部ダム」、「黒部湖」、「黒部平」、「大観峰」、「室堂」、「美女平」などの見どころがあり、それらをさまざまな交通で乗り継ぐ。東急ハーヴェストクラブ斑尾から扇沢までは車で約2時間なので、滞在中に日本屈指の紅葉観光を組み入れてみてはいかがだろう。
全ルート縦断もよいけれど、時間や交通手段を考えると目的地を決めて往復する行程もおすすめだ。気軽に楽しむなら「黒部ダム」と「黒部湖」を巡る往復3時間のコース。「黒部ダム」は戦後の電力不足解消のため、黒部渓谷にダムと黒部川第四発電所を建設したもので、7年の歳月と513億円の工費、延べ1000万人の人手をかけて昭和38年に完成した。堤高は日本一の高さを誇る186m、貯水量約2億トンという圧巻のスケールで年間約100万人が訪れている。
この「黒部ダム」までは扇沢から電気バスで16分。ダム建設に使われたトンネルを走り抜ける。ダム周辺は北アルプスが迫りくるように連なり、ダム観光を満喫できる施設も盛りだくさんだ。ダム展望台からはアーチ状の美しいダムを一望。また、観光の目玉である大迫力の放水を間近で見るならレインボーテラスへ。水しぶきが風で噴き上がるミストシャワーを体感できる。そのすぐそばの新展望広場特設会場では、ダム建設の歴史を紹介するほか、石原裕次郎記念館から移設された映画「黒部の太陽」のトンネルセットのレプリカも展示している。
さらに堤の上の歩道を歩いた先には黒部湖遊覧船ガルベの乗船場もある。山々の紅葉とダムの対比を眺めながら約30分の船旅を楽しもう。
大観峰
雲上の楽園と言われる「室堂」も立山黒部アルペンルートの目玉の一つ。扇沢からは往復約5時間で楽しめる。「黒部湖」からはケーブルカーで「黒部平」へ、さらにロープウェイで「大観峰」を目指そう。眼下に望む紅葉や黒部湖など迫力満点の大パノラマは必見だ。「大観峰」から立山の主峰、3003mの雄山直下を貫くトンネルをトロリーバスで走り抜けると、「室堂」に到着。標高約2450mに位置するなだらかな高原で、石畳の遊歩道も整備されているので気軽に散策してみよう。おすすめは北アルプスで最も美しい火山湖と言われる「みくりが池」を1周する約1時間のコース。天候がよければ青い水面に錦の山々が映り込む、息を呑むような美しさを目のあたりにできる。
このほか噴気が立ち上る「エンマ台(地獄谷展望台)」、氷河によって山腹が削られた「山崎カール」など見どころが点在。運がよければ散策中に雷鳥に出会えるかもしれない。
大自然との出会いはもとより、さまざまな交通を乗り継ぐ高揚感も感じられる「立山黒部アルペンルート」。この秋は東急ハーヴェストクラブ斑尾にゆったり滞在しながら、ちょっとアクティブにお出かけする2泊3日の充実旅はいかがだろう。
室堂
美しい景色を楽しめるこの季節、リフトに乗って絶景を楽しむ空中散歩はいかがでしょうか。標高1,100mに位置する野尻湖テラスに向かう「野尻湖テラス観光リフト」からは紅葉色づく山々が一望。黒姫山の裾野に広がる黒姫高原 コスモス園では、「黒姫パノラマリフト」で移動しながら、眼下一面に咲き誇るコスモスを愛でることができます。
立山黒部アルペンルート観光の前後に、足を延ばして古都、金沢を巡るのもおすすめです。立山駅から富山駅までは富山地方鉄道、富山駅から金沢駅までは北陸新幹線でアクセス可能。東急ステイ金沢は街なかの南町に位置し、兼六園、金沢城址公園、金沢21世紀美術館、香林坊が徒歩圏内。東急ハーヴェストクラブの会員様限定でグループホテルをお得に利用できる「&割り」をご用意しておりますので、ぜひご活用ください。