東急ハーヴェストクラブRESERVE飛騨高山 In 東急ステイ飛騨高山 結の湯
岐阜県の飛騨高山は、
かつて江戸時代に設けられていた高山城の城下町、商家町。
いまもなお、当時の建物が現存するなど、
情緒あふれる町並みは国内のみならず海外からのゲストにも人気だ。
この飛騨高山のJR高山駅至近に昨年7月、新たな旅の拠点として
「東急ハーヴェストクラブRESERVE飛騨高山 In 東急ステイ飛騨高山 結の湯」が誕生。
今回は高山の町の魅力を知り尽くす人力車の車夫おすすめのルートや見所、
店舗などを紹介していく。
My Harvest
杉玉を吊るした昔ながらの酒店やがっしりとした町家の出格子が連なり、軒下にさらさらと用水が流れる岐阜県高山市上三之町。その様はまるで江戸時代の城下町にタイムスリップをしたかのよう。
こうした町並み見物に、観光人力車を使ってみるのはいかがだろう。今回は実際にごくらく舎の人力車に乗って、車夫の中村さんに町を案内してもらった。
「高山は観光人力車発祥の地と言われています。人力車の車夫はこの町の情報に精通しているので、風情を味わいたい、建物や歴史に興味があるなど要望を言ってもらえれば、それに合わせてコースを提案できます」(中村さん)。
おすすめのルートは、伝統的な町並み散策なら高山市三町伝統的建造物群保存地区、高山の歴史なら高山陣屋など。
まずは視点の高い人力車の客席から非日常の眺めを愉しみつつ、おすすめの見所や食処など情報を収集し、その後ゆっくりと散策していくのも一興。ごくらく舎をはじめとする人力車は宮川に架かる中橋の東詰め所など町中の数カ所に待機しているが、事前に予約をすればホテルまで迎えに来てもらうことも可能だ。
飛騨高山の風情を感じながらときを忘れてしっとり過ごしたい。そんな願いを叶えてくれるのが下一之町にある和カフェ「布久庵」だという。歴史ある町家で営んでいた老舗呉服店と土蔵を改装したもので、中庭を眺めながら和スイーツやお茶などが愉しめる。人気は抹茶葛ねりやアイス、白玉、あんこなどに濃い抹茶ソースをかけた「お濃茶パフェ」、豆乳ソフトクリームを乗せた「布久パフェ」、「わらびもち」など。もともと呉服店だった「布久庵」では、着物のレンタルも行っている。和装で町を散策し、最後にカフェでゆっくり過ごしてみてはいかがだろう。
また、古い町並みからホテルに帰る途中には、キュートな「招福猫子まんじゅう」が人気の老舗和菓子店「稲豊園」がある。5つのまんじゅうに描かれているのは店の周りの町猫たちで、皮生地やあんも一匹ずつ異なっている。そのほか定番の草まんじゅうや焼きんつばも美味しい。
飛騨高山の歴史を知る上で見逃せないのが「高山陣屋」だ。江戸時代に幕府直轄領だった当地の行政、裁判、警察などの政務を行っていた郡代・代官所であり、全国で唯一主要な建物が現存している。見どころは、年中行事などが行われた広間、取り調べや裁判が行われた御白州、国内最大にして最古の御蔵(米蔵)など。そのほか、郡代・官代が寛いだ居間にあたる嵐山之間、庭園なども復元されている。
また、高山を訪れたら、ぜひ食したいのが飛騨牛だ。「飛騨牛 うた亭」では、霜降りが細かく柔らかな食感で旨味と甘味、芳醇な香りが秀逸な飛騨牛を握り寿司とひつまぶしで愉しめる。両メニューともA5ランクの飛騨牛の内もも、中バラ、ミスジ、イチボなど八つの部位が味わえるのも特徴。ひつまぶしの一杯目はタレ焼きした牛肉と一緒に、二杯目は薬味を添え、三杯目は牛骨スープのお茶漬け風で召し上がれ。
東急ハーヴェストクラブRESERVE飛騨高山 In 東急ステイ飛騨高山 結の湯は、JR高山駅から徒歩約2分に位置し、高山観光の拠点に絶好のロケーションを誇ります。
館内随所には“旅人と飛騨高山がつながるホテル〟をコンセプトに、この地で受け継がれる伝統工芸を取り入れております。ラウンジには飛騨春慶の漆塗り柱や格子、客室インテリアには飛騨家具や飛騨牛革、山中和紙を採用。3〜8階には地元の工芸技術を紹介するギャラリー、北アルプスを望む最上階の展望ラウンジには飛騨高山の文化や歴史を紹介する書籍コーナーを設けました。
東急ハーヴェストクラブの客室は、最上階を中心にミニキッチン・洗濯機付きや檜の半露天風呂付き、コネクティング客室を1室として利用できるファミリータイプなど多彩な14室をご用意し、料金はルームチャージ制となっております。
庭園を望む二つの温泉大浴場や貸切露天風呂、和洋中のブッフェレストランなども備え、会員さまのお越しを心よりお待ちしております。
岐阜県高山市花里町4-301 TEL/0577-57-5109 アクセス/JR高山本線「高山駅」より徒歩2分