こんにちは、フロントの藤野です。今回もいつものようにお土産をご紹介いたします。
今回ご紹介するのは「桜えびの舞」です。桜えびといえば、ここ数年、急にその知名度を上げたイメージが私にはあります。でも、桜えびという名前を知ってはいても、桜えびの詳細については味がおいしいということだけしか知らないグルメな方もいらっしゃるのではないでしょうか。少なくても、私はそうです。
そんな知らない桜えびをそのまま閉じ込めたこの「桜えびの舞」、ただのえびおせんべいかと思われますが、実はそんなことはなく、桜えびを使うことでただのえびおせんべいとは一線を、いや二線を越えるともいうべきせんべいでございました。
その二線を越えた要因は言わずともわかるでしょう、桜えびを使ったことにございます。この桜えび、実は国内ではこの静岡県、駿河湾でしか漁獲されていないのです。なら世界ではどうだと目を向けてみても、台湾のみでしか取れていないなどその隠れた希少性には目を見張るものがございます。そんな桜えびをそのまませんべいにするのだからこの時点で一線を越えたとも見ることも出来ましょう。
しかし、それだけではありません。この静岡県産、富士山のミネラルたっぷりな水育ちのこの桜えび、希少性だけではなく、様々な方面でもきらりと光るものがあります。まず、同じ桜えびであり、ここ二、三年の漁獲量が少ないうちにひたひたとシェアを伸ばしており、静岡県産桜えびを語るには避けては通れないであろう唯一のライバル、台湾産の桜えびと比較致しましても「甘さ」「うま味」については圧倒的にこちらに軍配が上がります。桜えびの美味しさの秘密である美味しさそのものを生み出す、発光体という部位、台湾産の桜えびは100個であるのに対し、こちら静岡県産の桜えびは160個、1,6倍も御座います。
そういった美味しさもさることながら、一番のセールスポイントは「栄養」にございます。桜えびは生で食べられることもあり、様々なビタミンを含んでいます。また、なんとカルシウムの含有量が牛乳の4倍も含んでいます。他のえびと比べても脂質の量が多く、特にミネラルは他のえびの約三倍もございます。骨阻しょう症、悪玉コレステロールの低下など、老化予防、免疫力の向上が見込める、高齢の方には是非推奨すべき商品となっております。
ここまでお味といたしましても一つ一つが小ぶりで実に食べやすく、口に入れればせんべいがエビの風味とともにほろりと口に広がり、濃厚なお味が堪能できます。食感も適度に硬さと柔らかさの間を言っておりますので、歯ごたえを楽しみつつも顎が疲れることの無い、サクサクとかみ砕いて行ける絶妙な硬さでございます。
見た目も、平たいせんべいの上に桜えび一匹が丸々と載っているため、一目でこれが私だとおせんべいが言っているようなインパクトがあり、好印象を受けます。
えびの風味が広がり、濃厚で食べやすいお味、桜えびが持っている栄養、国内ではここ静岡のみで取れるという希少性と静岡土産としてピッタリな特徴と、この「桜えびの舞」はただのおせんべいとは一味も二味も違います。おせんべいはお土産としてのイメージが無いといった考えはこのおせんべいの前には崩れ去るものであると私は考えます。私の今まで紹介したお土産の中でも最もオススメであると私は考えております。
皆様、当館へお越しの際はこちらのお土産は如何でしょうか。