みなさんこんにちは
フロントの木村です。
先日、ホテルから車で約20分の大室山で山焼きが行われました。
山の保全と良質な萱を採ることを目的に始まったと言われる大室山の山焼きは、
700年余りの歴史を誇る伊東の春の風物詩です。
大室山の山焼きでは、まず「お鉢焼き」と言い、山頂から火口跡を焼いていきます。
麓から見上げると、火口から煙がモクモクと昇っていく様子がご覧いただけます。
お鉢焼きが終わると、迫力満点の「山体焼き」に移っていきます。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で一般の方は山への点火に参加できませんでしたが、山焼き当日は山の麓から標高580mの山頂に向けて炎が駆け上がる雄大な景色を見ることができました。
春には鮮やかな緑色に染まる大室山ですが、毎年この時期だけは真っ黒な姿を見せてくれます。
この時期しか見ることのできない大室山を見に天城高原へぜひお越しください。