筥湯からの修禅寺外観
陽光が麗らかに射し、“春はあけぼの やうやう白くなりゆく山際少し明かりて…”という言葉があてはまる。そんな情景でした。中伊豆の春はもうすぐそこまで来ていますッ!
境内には梅の花が咲き、河津の桜とはまた趣きの違う美しさ・可愛らしさがございました。
さて、本日3/3は『桃の節句』ひなまつりですが、この修禅寺の書院にて、
「女将のもちより雛と修禅寺庭園特別鑑賞」が開催されています。
修善寺温泉の各旅館の女将さんの皆さんが持ち寄った雛飾りに加え、伊豆独特のつるし雛や全高70cmはあろうかという雛人形もあり、見応えがありました。普段一般公開されていない東海第一園(明治40年に東宮(後の大正天皇)がご覧になり、「東海第一の庭園である」仰せられたことに由来)も書院からご覧いただけます。
また、3月3日の桃の節句が、本来農作物の五穀豊穣を祈念して行われていたことや、昭和に年号が変わるまではお内裏様とお雛様の位置が向かって右がお内裏様と定められていたことなど、いろいろ学ぶことができました。
今週末まで開催されておりますので、ぜひお出掛けください♪
【期間】~3月8日(日)
【時間】9:30~16:30(入場16:00まで)
【入場料】200円
※期間中、各旅館の女将さん達のお抹茶の営業もございます。(10:30~15:00/300円)
境内の梅
圧巻のもちより雛 !!
関東と関西で左右反対のお内裏様とお雛様