皆様 こんにちは!フロントの岡島です。
突然ですが、「熱海」はどうして”熱い海”と書くのかご存知ですか?
今回は意外と知らない「熱海」の地名の由来と熱海温泉の始まりについてお話しします。
奈良時代、海中に沸く熱湯によって、多くの魚類が死んでしまい、甚大な被害を受けていました。
その話を聞いた万巻上人という僧が、祈願によって泉脈を海上から山里に移した場所が現在の大湯であると言われています。
そして、海中より温泉が沸き上がり、海水が熱湯になったことから「あつがうみ崎」とも呼ばれており、
それが変じて「あたみ」と称されるようになったとも言われています。
文字通りに、”熱い海”から由来していると思うと、熱海とは怖い地名にも感じられますね!
その後、温泉地として人気となった鎌倉時代には、安らぎが多く美しい場所という意味の「安多美」と書かれていたこともあったそうです。
なぜ、熱海に戻ったかは不明ですが、今は熱海として定着しているのも不思議です。
歴史について調べると、新たな発見があって面白いですね!
いよいよ暑い夏がやってきます!
ぜひ”熱い海”の熱海へお越しください。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。
◇参照◇
熱海市役所公式HP>>