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熱海伊豆山 & VIALA

Italy

2014/12/05

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シチリア州【フェウド・アランチョ】ワイナリー

こんにちは!レストランの宮野です。

11月23日から29日まで、イタリアへ行かせて頂きました。
そのときの様子をみなさまにお伝えしたく、
ブログで毎週金曜日に連載させて頂きます^^


なぜイタリアか・・
5月のブログでも紹介した、
レストランオリーヴァでお出ししているおすすめのワインが、
“イタリアワインのフェウド・アランチョ”なのです。
仕入れ先の業者の方とワイナリーのご好意で、
こちらのワインを提供しているハーヴェストクラブ7施設から
ひとりずつ参加させて頂き、視察に行ってきました。


そこは、、
トレンティーノ・アルトアディジェ州とシチリア州の
北と南、全く違った環境にある2つのワイナリーです。
以前から現地のワイナリーを見てみたかったので夢が叶って興奮!!
まずはシチリアにある【フェウド・アランチョ】という
ワイナリーについてです。

昔はオレンジの木がたくさん植えられていた土地だったそう。
そのためこのワイナリーの名前も
フェウド=地所、領土
アランチョ=アランチャ(イタリア語でオレンジ)
という意味です。

この土地はイタリアの中でも特に自然環境に恵まれ
太陽の恵みをいっぱい受けて育ったぶどうを愛情込めてワインにしています。
まさに自然の産物!


以前は質より量で勝負していて、
造ったぶどうは北の名醸地であるトスカーナなどの生産者達に売っていたそう。
北のぶどうに足りない香りやストラクチャーを足す為に脇役として使われていたのだ。
しかし90年代に入るとシチリア人も自分達のこの土地で、高品質のものを作っていこう!
と思い始め、今や注目されているブランドとなっています。


280ヘクタールあり、240ヘクタールがぶどう畑。
半分は世界品種であるシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンなどが栽培され、
半分は土着品種であるグリッロやネロ・ダーヴォラといったシチリアの地ぶどうになります。

ひとつひとつの区画に適した栽培方法、醸造方法を採用し、
徹底した品質向上、努力をされていました。
また電力の60%を太陽発電で賄い、二酸化炭素の排出削減に貢献。
お水は雨水を貯水し使っています。
その他にも工夫されていることがあって、
自然と共存した素晴らしいワイナリーでした。



ちょっと長くなってしまったので今日はここまで・・^^
次回また金曜日にアップ致します。
見て下さいね!!^^


では、最近日本料理きらくで頑張っている山下さんにバトンタッチ致します!
9日(火)更新です☆
  • 昔のオレンジの木がまだここに♪

  • 畑の前で説明を受ける。みんなメモを取り真剣!

  • ぶどうの木。垣根仕立て。コルドンと呼ばれる仕立て方。

  • ワイナリーの建物。醸造所。とてもきれい☆

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