皆様こんにちは！フロント松井です。
本日の熱海はとっても良いお天気で
海がキラキラ輝いており、眩しいくらいでしたが
空気も澄んでいてとても気持ちの良い1日でした。
皆様いかがお過ごしでしょうか？
今回ご紹介するのは今週の土曜日に開催されます、
【尾崎紅葉祭】についてご案内いたします。
先ず尾崎紅葉の歴史についてご紹介いたします。
明治30年に読売新聞で発表され、明治の時代に多くの読者を
魅了した尾崎紅葉の名作「金色夜叉」（こんじきやしゃ）。
許婚の関係にあった間貫一（はざまかんいち）と
鴫沢宮（しぎさわみや）。しかし、両親の勧めに従って
実業家に嫁ごうとする宮と、これを裏切りと感じた貫一は、
1月17日の月の夜、熱海の海岸で泣く泣く別れることに
なりました。それがいわゆる「熱海海岸の場」であり、
二人の傍らにあった松が「お宮の松」として有名になり、
全国から多くの観光客が「お宮の松」を見に来るようになったそうです。
現在のドラマのように、二人の行く末を案じて世間は熱狂し、
切ない別れの舞台となった熱海海岸は憧れの観光地となりました。
このように日本中の人々が、熱海の名を知るきっかけとなった
「金色夜叉｣の作者である尾崎紅葉の偉業をたたえ遺徳を偲び、
毎年1月17日に「尾崎紅葉祭・紅葉筆塚祭」が開催されています。
式典ではご遺族や関係者による挨拶・献花の後、
熱海芸妓連による「金色夜叉」貫一お宮の熱海海岸での
泣き別れシーン・貫一がお宮を足蹴にする名場面の寸劇を披露します。
【尾崎紅葉祭】
日時／1/17（土）13:00～
場所／お宮の松（東海岸町：国道135号沿い）
主催／熱海市
問合せ／熱海市教育委員会生涯学習課0557-86-6234
さらに14時からは会場を「熱海芸妓見番」に移し、
熱海芸妓による「金色夜叉」別れの名場面の寸劇、
林家たけ平さんによる落語等も開催されるそうです。
【記念演芸会】
日時／1/17（土）13:30開場・14:00開演
場所／熱海芸妓見番（中央町・初川沿い：0557-81-3575）
主催／熱海市
交通／熱海駅より紅葉ヶ丘方面行きバス利用約10分→清水町下車
※入場無料ですが、定員（180名）先着順になります。
また、同日は尾崎紅葉祭にちなみ、熱海駅前
「仲見世振興会」による鍋の振舞いも行われるそうです。
【仲見世振興会主催イベント】
温かい鍋（貫一・お宮なべ）の振舞い
日時／1/17（土）11:30～
場所／熱海駅前仲見世通り
是非この機会に熱海の歴史に触れてみてはいかがでしょうか？
