オードブル:海の幸と野菜のパイ包み焼き
皆様こんにちは、ソムリエの渋谷です。
熱海では熱海桜が咲いておりますが、ここのところ寒さが厳しくなってきています。
皆様のところはいかがですか?
今回ご紹介する内容は、2月のコート・エ・シエルのメイユールコースに合わせたワインのご紹介をいたします。
【アミューズ】桜海老のフラン ゴルゴンゾーラのムース
【オードブル】海の幸と野菜のパイ包み焼き
★ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ(シャンパーニュ)
濃厚なゴルゴンゾーラには、コクがありキレが良いシャンパーニュがお勧めです。
ずわい蟹、帆立、白身魚のムースを包みこんだパイ包み焼きにも相性が良く、オードブルまで楽しめます。
【ドゥジェーム】トリュフ風味のブランマンジェ
【スープ】ブロッコリのスープと小海老のクネル
【ポワソン】糸より鯛のオリーブ風味のエミュルション
★キュヴェ・ラトゥール・ブラン(白ワイン)
牛乳を使用するブランマンジェには、ブルゴーニュのシャルドネを合わせました。
うま味が強く美味とされている糸より鯛には、王道のブルゴーニュのシャルドネがよく合います。
エミュルション(乳化させたバジル、フヌイユ、EXヴァージンオリーヴオイルで合わせたソース)にも、くせがなく酸味がほどよくありニュートラルな味わいを持つワインとの調和が取れます。
【ヴィアンド】相州牛のステーキフィレ又はロース
【ソース】*お好きなものをお選びいただけます。
バター系ソース3種
フォンド・ヴォーベースのソース
ぽん酢、塩、山葵
★プピーユ(赤ワイン)
★クロ・デュ・ヴァル・カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン)
繊細な味わいのフィレステーキをチョイスされた場合は、ボルドーワインでありながらメルロー種100%を使用した、プピーユがお勧めです。
カベルネ・ソーヴィニヨンに比べてタンニンが少ないので、相性が良いです。
脂の乗ったロースステーキには、タンニンが豊富なカベルネ・ソーヴィニヨンがお勧めです。
ソースは、フォンド・ヴォーベースのヴァンルージュ(赤ワイン)ソースの組み合わせをお勧めします。
いかがでしょうか?
フランス料理では、お料理とワインのマリアージュが重要な要素となっております。
もっと詳しく知りたい方は、レストランで私ソムリエ澁谷か、シニアソムリエの石倉さんにおたずね下さい。
次回は2月13日(金)、曽我さんです。
ドゥジェーム:トリュフ風味のブランマンジェ
ポワソン:糸より鯛のオリーブ風味のエミュルション