皆さんこんにちは。レストラン・ラ・マレーの播間です。
さて、桜の花も開き、少しずつ春の温かい風も感じられるようになりました。
浜名湖でも、桜がそろそろ見頃を迎えると思います。
今回も当レストラン自慢のワインをご紹介したいと思います。
今回のワインは「マルセル・ダイス・リースリング」です。
リースリングという白ブドウ100%で作られる、スッキリとした白ワインです。
さて、リースリングと申しますと、まず思い浮かべるのがドイツのワインだと思います。冷涼な気候にこそ適したブドウ品種で、ごく甘口のワインがドイツで名を馳せ、この品種と言えば甘口の白ワインを先ず連想すると思います。
しかし、このマルセル・ダイスはドイツではなく、フランス・アルザス地方産。スッキリとした口当たりと軽快なアロマを持った辛口のワインです。
フランスではもっとも冷涼なアルザス地方で作られるワインは、気候が似ているドイツのワインとの関わりが深く、アルザスワインの代表ブドウ品種といえば、このマルセル・ダイスに使われているリースリングなんです。
フランス・アルザス地方で作られるワインはスッキリとした白ワインに仕上げられると事がほとんどで、リースリングのミネラルたっぷりな味わいとスッキリとしたフルーツの香りを上手く表現したこのワインもそのうちの一つと言えますね。
さて、アルザス地方の代表的なワインと言ってもよいリースリングで作られたマルセル・ダイスなんですが、作り手もすごいんです。
約250年の歴史を持つ畑を使ってアルザスで伝統的な白ワインを作り続ける、アルザスの代表的な作り手であるダイス氏が舵をとっています。
その作り手が作ったアルザス代表品種のリースリングワインなので、アルザスワインの良いところが凝縮され、存分に楽しめるワインになっていると思います。
さて、味わいなんですが、香りは印象深くさっぱりとした果実の香りとミネラル(鉄分というとわかりやすそうですね)のアロマが広がります。
飲み口はすっきり。口に含んでしまうと、少しのスパイス風味を感じさせながら軽快に喉を通っていきますので、本当にさっぱりとした印象を受けます。
様々なお料理に合うワインだと思いますが、貝や柑橘系のソースを使ったお魚料理とのマッチングは絶妙だと思いますよ。
また、アルザス地方の地元の方々は豚肉料理と合わせて飲む習慣がありますので、肉料理とあわせてもスパイシーでスッキリとした味わいがお料理を引き立ててくれます。
当レストランの「アレシャン」コースにて提供させていただいているお魚料理「真鯛のポアレ グレープフルーツのソース」と合わせてご注文頂ければ、お料理を引き立て、ワイン本来の味わいも存分に楽しんでいただけると思います。
是非、お食事のお供にご注文ください。
その他、実はさっぱりとした味付けの多い和食のお料理全般に合わせやすいということもこのワインの凄いところなんです。
¥7500/フルボトル
で提供させていただいていますので、是非お試しください。
しっかりとした作り手のこだわりとアルザス地方の伝統を楽しめるワインなのできっとご満足いただけると思います。
それでは、皆様のご来店をお待ちしております。