おはようございます。
フロント 有賀です。
最近は箱根もめっきり寒くなりました。
本日は最低気温7℃。最近は一桁が当たり前になってきました。
秋があっという間に過ぎ去りそうで怖い今日この頃です。
箱根の秋といえば、紅葉、すすき、虫の音ですが、今回はすすきの豆知識を一つ。
皆様は秋の七草「すすき」の語源をご存じでしょうか。
すすきは、日本最古の和歌集「万葉集」に詠まれるほど古くから名前を変えておりません。
その為、「すすき」の語源には諸説ありますが、いくつか紹介させて頂きます。
1.平安時代に詠まれた和歌の中に「すぐろのすすき」という表現があります。
すぐろを漢字で書くと「末黒」であり、これは、草原などを野焼きした結果焼け焦げてしまった茎(すすき:煤茎)と同じ意味になるそうです。
つまり、野焼きが「すすき」の語源という説。
2. ススキの「スス」は笹の葉の「ササ」に相通じるものがあるそうです。「ササ」と言う言葉には「細い」という意味があり、ススキの「キ」は植物の茎とか木、草などに通じるそうです。このことから「ススキ」というのは「とても細い茎を持った草」という意味になるという説。
皆様はどちらの説を信じますか。私は断然1を推します。
写真は箱根翡翠の中庭です。
ところどころ紅葉が始まっており、緑と黄、赤の色が風景に混ざり合い、本格的な紅葉前の美しい景色となっております。ぜひ、箱根翡翠にご来館の際は、中庭をご覧になってください。