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鬼怒川

秋といったらこれ!!福鬼の宴!!

2010/09/13

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福鬼の宴赤ラベルが売店で販売されています。この福鬼は昨年同様、地元の「片山酒造さん」にお願いをしてハーヴェストクラブ鬼怒川オリジナルの日本酒として造っていただいています!!

日本酒造りにはたくさんの工程があります。
2枚目の写真を御覧下さい。白米をまず洗米(お米を洗う)・浸漬(洗ったお米を水に浸す)という作業をします。洗米で重要なのは糠を残さないこと。せっかくの高精白のお米が無駄になってしまいます。浸漬はお米の種類・精米歩合によって時間が異なります。その見極めが重要です。

3枚目の写真は『麹造り』をしているところです。麹とは、蒸した米に麹菌というコウジカビの胞子をふりかけて育てたものです。この麹はデンプン質をブドウ糖へ変える糖化の働きをします。日本酒はワインと違い原料に糖分を含まないので、この作業が必要になります。日本酒は糖化と発酵を平行して行うということが大きな特徴で、他の醸造酒とは違う日本酒独自の醸造方法になります。片山酒造さんには【麹室(こうじむろ)】という特別な部屋があります。雑菌が入り込まないように入室には全身の消毒が必要で関係者以外は入れません。納豆を食べた人も立入禁止です!!これは納豆菌が製麹室に入らないようにするためです。この『麹造り』が良いお酒を造ることに直結します!!

4枚目の写真は『酵母造り』です。酒母は蒸し米、水、麹に酵母を加えたもので、もろみの発酵を促す酵母を大量に培養したもの。日本酒造りには、良い酵母が大量に必要ですから、文字どおり「酒の母」といえます。

そして次は『上槽』という工程です。醪(もろみ)から生酒(なまざけ)を搾る工程です。杜氏の判断で「熟成した」と判断された醪へ、アルコール添加や副原料が投入され、これを搾って、白米・米麹などの固形分と、生酒となる液体分とに分離します。
最適な温度を保ったり、さまざまな手間をかけてできあがったもろみを酒袋に入れて搾り、酒粕と液体に分けていきます。

このように大切に造られた【福鬼の宴】!!是非皆様にご賞味いただきたいです。

【売店価格】 ¥2,800
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