皆さま、こんばんは^^
5月も半ばを過ぎました。
だいぶ陽がのびましたね^^
写真を撮ったのは18時ごろでしたが
まだ外が明るくて、季節の流れを感じました。
さて、前回のブログでは
大賀通りの「スミレ」をご紹介いたしましたが。。。
今回は、当館の中庭の様子をお知らせいたします。
青々とした若葉の中、
たくさんの花を咲かせている「つつじ」。
見頃のつつじは、朱色や濃いピンク色のもので
黄色のものは、まだ蕾でした。
中庭には、ベンチもございますので
ベンチでのんびりお過ごしいただいたり
旧軽銀座方面に行く際に、中庭を抜けていただいたり。。。
この季節、ぜひ中庭を通っていただきたいな^^
と 思います☆
とても気持ちの良い場所で
私のおすすめです^^!!
中庭を流れる小川のすぐそばには
紫色のかわいいお花(4枚目の写真)が咲いていました。
このお花は「苧環(オダマキ)」という名前だそうです。
“オダマキ”とういう言葉、私は初めて聞く言葉だったのですが
調べてみると、
「麻糸を中を空洞にして巻いたもの」のことを言うそうです。
その形に、このお花が似ていたので名付けらたようです。
さらに、「苧環」の言葉を検索してみると
しづやしづ しづのをだまき 繰りかへし
昔を今に なすよしもがな
という、静御前の詠んだ詩が出てきます。
切ない気持ち、恨みの気持ち、芯を持った強い気持ち。
たくさんの思いが詰まった詩でした。
この詩に出てくる「苧環」は恐らくお花ではなく、
糸のほうだと思いますが
お花の名前一つから、こんなにも世界が広がるなんて
思っていませんでした。
中庭を散歩した後は、少しだけ歴史散歩をしながら
書いた本日のブログ。
「苧環」というお花に、とても素敵な時間を
もらったような気がしました^^