こんにちは。ハーバルスパの小針です。
全国各地でインフルエンザが猛威を振るってるようです。
私も人混みに出かける時は、マスクは必須となりました。
インフルエンザだけでなく、風邪の予防法&対策法として、
<マスク装着> <外出後のうがい/手洗いの徹底> というのは、必ずと言っていいほどよく挙げられています。
他にも、ワクチン摂取や手指の消毒、適度な湿度を保つ、、、等々。挙げたらキリがない程です。
しかし、どんなに徹底して予防していたつもりでも、人や物に接している以上、
確実に風邪にかからないとは言い切れないのが現状です。
ここでは、【風邪にかかりにくい環境を作る】ではなく、【風邪にかかりにくい体を作る】という部分に
焦点を当てていきたいと思います。
風邪にかかりにくい体を作るというのは、<免疫力を高め、抵抗力をつける>ということです。
免疫力を高める方法と致しまして、
①腸内環境を整える
免疫細胞の約6割は腸に存在すると言われます。
免疫細胞を活性化させるには、腸内の善玉菌を増やし、増殖させることによって、
体の免疫力や解毒力を高める効果があります。
②体温を上げる
免疫細胞は血液の中にいます。体温が下がり血行が悪くなると、体内に異物を発見しても素早く攻撃できません。
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度と言われています。
免疫力は、体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍アップする
とも言われています。
適度な運動や、湯船に浸かる、といった習慣をつけるのが理想的です。
もちろん上記以外にも、たくさんの方法があるかと思います。ここでは、
個人的にオススメしている、身近で毎日無理なくできる、免疫力を高める方法がございます。
【白湯を飲む】というものです。
これは、古代インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」が起源とされています。
少し専門的な話しになりますが、アーユルヴェーダでは、自然界と人間(生き物)の体は
水・火・風の3つの要素から成り立ち、それらをバランス良く保つことが
健康につながると考えられてきました。
白湯はそれらの要素を完璧に満たした、「世界最古の健康法」ともいわれています。
(水を火にかけることで火のエネルギーを含み、さらに沸騰させることで気泡が発生するため、
風のエネルギーが加わります。)
つまり白湯を飲むということは、身体の“バランスを取り戻す”ということにも繋がっていくわけです。
また、白湯を飲むことで胃腸が温まり、内臓機能も高まることで全身の血流が良くなります。結果として、
〇代謝や免疫力をアップさせる。
〇腸内の老廃物を洗い流してくれる。
といった嬉しい効果が期待できます。不要なものを溜め込まないという意味では、
体のむくみや便秘、ダイエットにも効果絶大です。
アーユルヴェーダでは「白湯こそバランスのとれた魔法の飲みもの」と言われているほど、、
白湯は私たちの美と健康を保つにあたり欠かせない飲み物です。
<白湯の作り方、飲み方をご紹介致します>
①やかんor鍋にお水を入れ、強火にかける。
②沸騰したら、蓋を取り湯気が上がるようにする。
③2の状態から火を弱め、10~15分間沸かし続ける。
④飲める温度に冷まして、時間をかけて飲む。
白湯を飲むタイミングは、朝起きてすぐがお勧めです。
また、少しずつ飲むことで、胃腸に負担なく温まっていきます。
(飲む量は1日700㎖~800㎖が理想的です。)
効果に個人差はありますが、白湯は3日~5日程度で体調の変化を感じることができるため、
他の健康法と比べると、早く効果を実感できるのではないでしょうか。
人によっては解毒作用が働き、一時的に体の不調を感じることがありますが、
それを乗り越えるとによって免疫力も大きく向上します。
身近で手軽に始めることができるため、日々お忙しい方にオススメの健康法です。
免疫力を高めるという意味では、今後襲来する花粉症対策としても効果的です!
「アレルギーは腸の状態と直結している」といわれています。
つまり、腸内の老廃物&体内の毒素を洗い流すことで、免疫力が高まり、そしてアレルギー症状が緩和される。
という好循環が生まれます。
白湯は一石∞鳥の頼もしい飲み物です。
是非、今日から白湯生活を始めてみませんか♪