フロント担当 内藤です。
御柱特集も第5弾となりました。
【天下の奇祭】と言われている御柱。
今回は、下社の御柱と木落とし坂を紹介したいと思います。
よくテレビの全国放送で放映されている映像が、下社の木落とし風景です。
毎回死者や怪我人がでるといわれている、あの木落としです。
恥ずかしながら今回初めて下社の木落とし坂へ行って来ました。
御柱祭まで3週間をきりましたが、未だ静けさを装っていました。
祭り当日は、数十万人の観衆が動員します。
御柱には、もみの木が使われます。
そのもみの木は、上社・下社それぞれ決められた国有林から伐採されます。
皆さん、いつ頃伐採されるかご存知ですか?
実は(下社の柱は)一昨年、2008年5月にお見立て(柱を決める事)をし、
その一年後2009年5月に約850人の氏子が参加し、奥山に木遣りがこだまするなか伐採されました。
周囲3.3m・樹齢166年の巨木を、チェーンソーを一切使わず、斧しノコギリのみで伐採します。
伐採された柱は、同年11月に山出しの曳き出し点となる棚木場まで運ばれ、
今か今かとその時を静かに待っています。
祭りの準備は、何年も前から始まっているのです。
下社に近い下諏訪駅には、御柱のモニュメントが建っていました。
次回の御柱特集もご期待下さい。