フロント、蒲です。
先日、スタッフの大西さんと南信州の木曽路宿場町を巡る日帰り観光に行ってきました。
まず最初に訪れたのが塩尻市の奈良井宿。
NHKの朝のテレビ小説「お日様」のロケ地にもなった風光明媚な古い町並みが残る宿場町です。
ちょうど私たちが訪れた日は漆器市のお祭りを行っていてとても賑やかでした。
木曽地方では良質な檜が取れ、そこから作られる民芸品が特産となっています。特に有名なのが「わっぱ弁当」、この地方では「めんぱ」と呼ばれております。
由来は「蓋までご飯をめいっぱい詰めた」ということですが、なかなか面白い語源ですね。(一番下の写真はめんぱの作成工程の一部分です)
またこの日は江戸時代に徳川将軍家に献上する道中行列を再現した「お茶壷道中」も行われておりました。
私はあまり日本史に明るくなく、時代背景などは存じあげないのですが見ていてとても面白いものです。(お殿様が乗る籠に茶葉が入ったお茶壷が乗っていました。)
なかなかこのような古い町並みを見る場所も減ってきております。
蓼科からでは遠くは白川郷までなんとか日帰りで行けますが奈良井宿も素朴な雰囲気でお楽しみいただけると思います。
連泊される方や名古屋方面にお帰りになられる方は是非ともお立ち寄りください。
ホテルよりお車で2時間程度でございます。
次回は大西さんがさらに奥にある宿場町「妻籠宿・馬籠宿」をご案内いたします。