フロント担当 岡田です。
一昨日フロント大西さんと畝本さんと初冬の木曽駒ケ岳へ登山に行ってきました。
木曽駒ケ岳は紅葉で有名な千畳敷カールから登ることができ初心者の方でも登りやすい山です。
しかしそれは夏山でのこと。
この日はロープウェイ乗り場では雨、ロープウェイに乗り徐々に標高が上がるにつれてみぞれに変わり山頂駅に着く頃には雪に変わりました。
風も強く吹雪いていました。
昨年も11月9日にこの山に登りましたが、その時は全く雪はありませんでした。
年によってこれほどまでに景色が変わるものかと驚きます。
登頂は難しいかもしれないが行ける所まで行ってみようと言うことになり防寒対策をしっかりして登り始めました。
雪を踏みしめ、滑りやすい為足にしっかり体重を乗せて慎重に登りだしました。
遊歩道から登山道に入り、高度を一気に上げていきます。
この辺りは山自体が防風壁になり風はさほど感じません。
いつもより時間をかけゆっくりと登り、乗越浄土の尾根に出るとそこは風の通り道、強風に体を持っていかれそうになる程の猛吹雪。
視界も20m先程しかなく、3cm程の積雪の下はアイスバーンなっており非常に滑りやすくなっていました。
宝剣山荘まで来て、今回の登頂は断念することにしました。
それでもこの自然環境の中ここまで登った達成感はあり目的は果たせませんでしたが満足感と充実感がありました。
八ヶ岳も雪山登山ではビジター向けと言われています。
万全な準備と余裕のあるスケジュールを組んで挑戦してみるのもおもしろいかもしれません。