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鬼怒川

栃木の伝統工芸品「宮染め」

2021/07/09

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皆様こんにちは。フロントの田島です。

梅雨晴れが夏本番を思わせる季節となって参りました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回ご紹介させていただくのは、栃木県の伝統工芸品「宮染め」です。

宮染めの起源は江戸時代に遡ります。

当時宇都宮近郊で生産されていた生地を染める為、田川や釜川(どちらも宇都宮に流れる一級河川です)沿いに染色職人が移り住んだことが始まりとされています。

当初は藍染で行なわれていたものですが、大正時代以降は布の染めない箇所に糊付けを施し、乾燥後に染める箇所に土手を作り、その部分に染料を注ぐ「注染」という技法で行なわれるようになりました。

注染には一度に複数色を染められる為、グラデーションができることや、全てが職人さんの手作業で染められることから、同じものが1つもないなどの魅力があります。

最盛期には40軒ほどの業者が宮染めを行っていましたが、現在では3軒の業者が行っております。

 

そんな歴史ある「宮染め」は当館売店にお取り扱いがございます。

マスクやタオル、スマホケースなどの雑貨を取り揃えておりますので、ご来館の際に

お手に取ってみてはいかがでしょうか。

 


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〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原14-10

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