謹んで新春のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。フロントの雨宮です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、さっそくですが子年ということで今回は天城高原にいるネズミ?のお話をしたいと思います。
トガリネズミ形目モグラ科に属するいわゆる「モグラ」についてです。
天城高原の芝生エリアにたくさんの土の小山があります。これはモグラがほったトンネルの土を掻き出した「モグラ塚」というものです。たくさんあるのでモグラもたくさんいるものと思いがちですが1匹で広い範囲を掘るのでたくさんあっても数匹しかいないようです。また広い範囲を掘るのでほとんど使われていないトンネルや一度しか使わないトンネルもあるそうです。お家は広い方が良いですが広すぎるのも考え物ですね(笑)
なかなかモグラを見る機会がなく見ても死骸だったりすることが多いですよね。これはモグラが光に弱いという訳でなく、モグラはなにかに触れていないと安心できず、地上に出たらパニックになってしまい餌を探せずそのまま餓死してしまうそうです。またモグラが食いしん坊で1日に自分の体重の半分の食事を食べないとこれまた餓死してしまい、半日空腹が続くとこれまた餓死してしまうそうです。そのためトンネルの一角に餌の貯蔵庫を作ってあるそうです。とにかく食いしん坊なんですね。
天城高原にはモグラをはじめ、鹿や猪,珍しいものだと啄木鳥やハクビシン、鶉なんかもいます。自然豊かですが、人間に触れられたり、ちょっかいを出したりするとストレスを感じたり、中には襲ってきたりする可能性もあるので適切な距離感で自然をお楽しみ頂くようお願いします。トレッキングコースなどにもたくさん動物はいますし、ホテル周辺でも見ることができますので天城高原で動物観察などいかがでしょうか?