こんばんは。フロントの栗原です。
本日6月16日(日)は父の日!ということで、毎年恒例となりました父の日コンサートを開催いたしましたのでご報告いたします。
第1部◆リトリートラウンジ 16:00~16:40
第2部◆フロントロビー 20:00~20:40
今回の演奏はテノール歌手の渡邉公威さんとピアノの黒木直子さんにお越しいただきました。
こちらで、簡単に演奏者おふたりのプロフィールをご紹介させていただきます。
【テノール歌手】渡邉公威さん
宮城県石巻市出身。国立音楽大学卒業、同大学院修士課程オペラ科修了。文化庁新進芸術家海外研修制度にてローマに留学。エンリーコ・カルーソー国際声楽コンクール3位、オルヴィエート国際声楽コンクール2位、Vissi d’arte国際声楽コンクール2位、日本声楽コンクール2位等、国内外のコンクールに入賞。二期会はじめ数々のプロダクションでオペラ、オペレッタに出演し大好評を博す。
2014年8月にはイタリア・オルヴィエートのマンチネッリ歌劇場にて『愛の妙薬』ネモリーノ役で出演し、イタリアデビューを果たす。日本人離れした輝かしい美声と繊細な表現力は評価が高く、今後の活躍に大きな期待が寄せられている。山田正明、田口興輔、伊原直子、在原勝、Niciletta Panni、Sergio Oliva、Gabriella Ravazziの各氏に師事。二期会会員。
【ピアノ】黒木直子さん
東京音楽大学ピアノ科卒業、同研究科チェンバロ科1年修了。ニース国際夏期音楽アカデミー歌曲解釈クラス受講、世界的名伴奏者D.ボールドウィン氏にドイツ・フランス・スペイン歌曲伴奏法を師事。推薦コンサートに出演し、ディプロマ取得。その後ローマに1年間留学、伊・独文化協会主催モーツァルト生誕250周年記念コンサートや、教会コンサートなどに出演し帰国。2014年夏、イタリア・オルヴィエート音楽祭公式ピアニストを務める。現在はオペラ・オペレッタ公演の音楽スタッフや本番ピアニストとして、また二期会サロンコンサートをはじめ、コンサートやリサイタルの共演者として幅広いレパートリーを活かし活動している。
今回、初めておふたりの演奏を聴かせていただいたのですが、これほど間近に歌声を聴くことはあまりない経験で、渡邉さんの迫力のある歌声に鳥肌が立ちました。また、ご夫婦ということで、おふたりの息がぴったりな演奏に聴き入ってしまいました。
黒木さんは第1部と第2部で衣裳チェンジがあり、第1部ではパステルピンクのドレスを、第2部ではラベンダーのドレスをお召になっていて、キラキラと華やか且つ綺麗で、目を奪われてしまいました。
リトリートでの演奏では、アットホームで贅沢な空間を生み出してくださり、フロントロビーでの演奏では、地元のファンの方がいらっしゃるくらいの人気さに大変驚きました。
父の日とはどうしても母の日よりもあまり目立たない行事になってしまいがちですが、今年も素敵な父の日を迎えることが出来てほっとしております。
演奏をお聴きいただいた皆様の中にも、お父さんがお見受け出来ましたが、アンコールとなる程の盛り上がりで、お父さん方にも楽しんでいただけたように思っています。
私自身、今回のコンサートを聴き、久しぶりにオペラなど聴きに行きたいなあという気持ちになりました。本当に素敵な演奏をありがとうございました。
今回お越しいただいた皆様、そして演奏してくださったお二方、本当にありがとうございました。
今回お越しいただけなかった方も、次回は7月にコンサートを予定しておりますので、ぜひお越しくださいませ!お待ちしております!