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~大内宿半夏まつり~【イベントご報告】

2014/07/03

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フロント鈴木です。

7月2日(水)「大内宿半夏(はんげ)まつり見学ツアー」を行いましたのでご報告させていただきます。

江戸時代の宿場町の雰囲気を今に残す下郷町の大内宿では毎年7月2日、八百余年の伝統を持つ半夏祭りが夏空の下、古式ゆかしく繰り広げられます。

半夏まつりは、後白河天皇の第2皇子高倉以仁王(もちひとおう)の霊をまつる高倉神社の祭礼とされています。

1179年に平氏のクーデターで後白河天皇が平氏に幽閉されたことにより、高倉宮以仁王は平家討伐を決意します。1180年、源頼政のすすめで諸国にいる源氏に働きかけへ平氏打倒の「以仁王の令旨」を出し、挙兵します。しかし、早くから平氏に情報が漏れていたことにより、この戦いでは劣勢に。源頼政は討ち死にし、宇治川で敗れた以仁王は逃れ、奈良路から近江、信濃、上州、尾瀬を経由して大内に落ちのびてきたと言われています。そして、この里の風景が都の風情によく似ていたことから、かつての山本村と呼ばれていたところを「大内村」と改めたそうです。悲劇の皇子として、伝えられています。

いよいよ祭りの見物「渡御(とぎょ)の行列」がはじまりました。

この行列は数百年、形変わらず受け継がれているそうです。

白装束に黒烏帽子姿の地元青年らが御輿を担ぎ、五穀豊穣を祈願しながら、かやぶき屋根が続く宿場内をゆっくりと練り歩きます。

伝統行事とだけあって、神秘的でその様はとても勇壮でした。


昼食には、昔かつて会津の殿様を「これは美味じゃ」と唸らせた【高遠(たかとう)そば】を三澤屋にていただきました。

会津の殿さまが信州高遠藩で育ち、寛永20年会津藩主となって以来、大根おろしそばを高遠(たかとお)そばと言っております。

一番の特徴は、長ネギを箸がわりに用い、薬味をかねて提供します。

中々、思うようにお蕎麦を持ち上げることができないのですが、だんだんと慣れてくると持ち上げて食べれるようになります。

大内宿に行かれた際には是非、一度召し上がってみてはいかがでしょうか。

ちょろちょろと小さな小川が流れ、川のせせらぎの音が涼しい気分にさせてくれます。

これからの時期、涼しさ求め行かれてみるのも良いかと思います。


今回、イベントに参加していただいた方につきましてはご参加ありがとうございました。


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