皆様こんにちは!
フロントの西條でございます。
最近の箱根は徐々に気温も下がり、過ごしやすい日が続いております。
今年は気温の高い日が多い箱根でしたが、先日お客様が「長袖で来ればよかった!」と仰っていて、
他の場所はまだそんなに暑いのかと驚きました。
さて私が本日ご紹介するのは、エントランスに設けている「重陽の節句飾り」でございます。
重陽の節句と聞いて私はあまりピンと来なかったので、どのようなお祝いなのか調べてみました。
中国では奇数は縁起の良い数字とされていて、中でも一番大きい奇数が重なる9月9日は幸の多い日と考えられているそうです。
旧暦ではこの時期が菊の花が咲く季節であることから、「菊の節句」としても親しまれています。
なぜこの時期に雛人形?と思っておりましたが、重陽の節句には雛人形を1年間仕舞い通しにせず、痛みを防ぐ習わしがあるそうです。
大人の女性がご自身の幸せを願って雛人形を飾るので、「大人の雛祭り」とも呼ばれています。
菊の花に囲まれた人形たちはとても華やかです。
(夜に1人でエントランスを歩いていると少しだけ怖いですが…。)
当館での展示は9月9日までですが、この機会に皆様も旧暦を見据えて菊の咲き始める10月ごろまで雛人形を飾り、季節をより深く楽しんでみてはいかがでしょうか。
人形たちと共に皆様のご来館、お待ちしております!