シャトートゥルトラン2010
みなさん、こんにちは!レストランの渡部です。
とうとう冬が近づいてまいりましたね。
インフルエンザが流行っているようなので、お身体に気を付けて、那須にお越しくださいませ。
さて、本題ですが毎回のことながらワインの紹介をしたいと思います。
まず赤ワインですが、ボルドーのオーメドック地区で造られております。
またこのワインは力強く骨格のあるワインで有名なポイヤック村のすぐ近くで造られており、特徴としてはタンニン多めでパワフルなスタイルとなっております。
しかしながらヴィンテージが2010年、メルローとカベルネが半々ぐらいという事もあり、適度に熟成感もあり、メルロー種らしいなめらかさもあり、飲み頃に入り始めているワインとなっております。
このワインはやはりお肉料理や朴葉味噌焼きなどに合わせるといいでしょう。
そして白ワインですがボルドーの白といえば、ソーテルヌ地区の貴腐ワインが特に有名です。
そのソーテルヌで実力、知名度共に上位に上げられるシャトーがシャトーギローです。
そのシャトーギローが造った辛口のワインが今回ご紹介するワインです。
ソーヴィニヨンブラン、セミヨンが半々位ですがヴィンテージも2017年と若い事から、まずフレッシュなグレープフルーツの香りが感じられます。
口に含むと思ったより滑らかで蜜の入った林檎のような味わいも感じ取れます。
温度が上がってくると、樽由来のヴァニラの香りがしてきます。
合わせる料理としては前菜や魚介類、濃厚なクリームソースの魚のソテーなんかにも合わせるといいでしょう。
その場合は少しだけ温度を上げたほうがいいかもしれません。
今回のボルドーは2本ともクラシカルで、食事と共にゆったり楽しんでもらいたい一心で選びました。
寒くなりますが、コクのあるボルドーワインでリラックスして頂けたら幸いです。それではレストランでお待ちしております。
ルジェドギロー2017