那須エリアの桜が満開です。昨日は満開の桜を求めて那須町の芦野地区を訪ねました。芦野地区は古くは関東と奥州を結ぶ東山道の宿場町として栄えた地区です。芦野氏の居城”桜ケ城”があったといわれる御殿山は、山全体が桜色に染まり車で走っていても目を引く程です。古くから栄えた為か、周辺には味わい深く見ごたえのある桜が点在しています。里山の桜は素敵ですよ。芭蕉や蕪村が立ち寄って句を詠んだ、遊行柳の脇に咲く桜の下で水が張られたばかりの田の上を走る心地よい春風を感じ、のんびりとした時間を過ごしてきました。芦野へ出かけたついでに、鰻の名店「丁子屋」でお腹を満たすも良し、芦野温泉で一風替わった「薬草の湯」を愉しむもよし、そのまま国道２９４号線を３０分北上すれば、みちのく白河の南湖公園がありこちらも桜の名所です。是非お出かけ下さい。
