フロント荻原です。今日は昼過ぎにボタ雪(湿り気の多い・粒の大きな雪)が降り、肌寒い1日でした。
さて、皆様ご覧下さい、このすくすく育ったアスパラガス。おいしそうでしょう!今日は大田原市にあるジョセフィンファームに行ってきました。
ジョセフィンファームは酪農を中心に展開していて、牛乳やヨーグルト、ジャムなどを作っています。HVC那須では朝食のヨーグルトなど、ジョセフィンファームで作られたものをいくつか使用しています。HVC那須の近くには"ジョセフィーヌ"という、ジョセフィンファームが直営するカフェレストランもあります。
ところで酪農では大量の堆肥が出ます。普通なら、その堆肥を牧草作りに再利用し、リサイクルされるわけですが、牧草だけでは堆肥は処分しきれず、大量に残ってしまうものなのだそうです。そこで他に何かいい利用法はないかと研究した結果、アスパラガスの育成に活用することを考えたのだそうです。自らアスパラガスの栽培まで始め、今となっては、アスパラガスがとても養分を吸うので、堆肥が100%リユースされるまでになっています。農場だけで100%リサイクルできる"循環農法"を実現している、地球にやさしい"エコロジー"な農場なのです。
養分をたっぷり含んだアスパラガスが、美味しくないはずがありません。私は以前、HVC那須の荒木総料理長から、「ジョセフィンファームのアスパラガスは旨いぞ。一度行ってみろ。農場でとれたてのアスパラはびっくりするくらいうまいぞ!」と言われていたので、今回ジョセフィンファームさんにお願いして、特別に農場を見学させていただきました。
ビニールハウスの中にはひょっこり顔を出すアスパラガス達。ハウスの中に足を踏み入れると、リユースされている堆肥が敷き詰められふっかふかです。ふかふかすぎてバランスをとりながら慎重に歩かないといけないくらいです。アスパラガスはたくさんの養分を必要とするので、今やジョセフィンファームで排出される堆肥(牛が約50頭くらいいるそうなのですが)をほぼ使い切るのだそうです。100%活用できているのですね。スゴイです。
とれたてのアスパラガスを塩茹でしていただきました。直径約2センチ超えるの超極太サイズ。普段スーパーで見かけるアスパラガスと比べたら「本当にコレがアスパラ?」、というくらいで格が違います。とれたてのアスパラガスは筋がなく(感じさせず?)、とーーーーーーっても甘いっ!!何もつけず、ぺろっと食べてしまいました。信じられないくらい甘くて美味しいです。
高級料理をいただくのも贅沢で結構ですが、これだけ優れた旬の食材を採れたてで食べるというのも実に贅沢です。
さて、この感動体験を皆様にも是非!!ということで、4月12日(月)にこの体験を再現するエコツアー、「荒木総料理長といく春の美食旅 ジョセフィンファームを訪ねて」を開催いたします。ジョセフィンファームを訪ね、皆様自身にアスパラを収穫していただき、採れたてのアスパラを茹でてその場で食す。更に、循環農法を実践する農場を見学し、HVC那須に帰った後には総料理長・荒木による採れたてアスパラガスを使ったスペシャルディナーをご用意いたします。ツアーには総料理長と私もご一緒いたします。まだまだご参加お待ちしております!是非ご応募下さい。
http://www.nasu-resorts.jp/event/2010/03/post-3.php