こんにちは。フロントの栗原です。
昨日の5月28日(日)は毎年恒例、殺生石での御神火祭でした。
1日天気の良い日で、夜も雨が降ることなく、星が見れるほどの天気でした。しかし、ホテルよりも山の方にある殺生石のところでの開催であったので、空気が冷たく皆さん寒そうにしていらっしゃいました。
<行程>
19:00 ホテルバス出発
19:10 那須温泉神社・殺生石到着
19:10 松明行列出発
19:25 神事
19:30 御神火 点火
19:40 白面金毛九尾狐太鼓
20:00 イベント終了
20:10 現地出発
20:20 ホテルバス到着
~殺生石に残る九尾伝説~
那須野に現れた九尾の狐は、悪行の限りを尽くし退治されました。その後九尾の狐は巨大な毒石に姿を変え、近づく獣や空飛ぶ鳥まで猛毒を放って殺し続けます。これを伝え聞いた名僧・源扇和尚は石に迫り一心に大乗経をあげ続けると、石は3つに割れて飛び散り1つがここに残りました。人々はこの石を「殺生石」と名付けたとのこと・・・
地元に住んでいながら、わたしは参加したことがなかったので、今回が初参加となりました。少し暗くなり始めからの参加となり、最初の頃は空がまだ少し青かったです。
狐のメイクをした方々がいたり、屋台が沢山あったり、お祭りならではの活気がありました。松明行列では皆さんが掲げるオレンジ色の炎が、丸く灯っていてとても綺麗でした。
『神事』も無事執り行われた後、やはり1番の盛り上がりをみせたのは御神火の点灯でした。火が付いた瞬間、辺りが一面オレンジ色に包まれ、ぱっと空気が温かくなりました。それと同時に、参加者の皆さんからの「おお~!」という歓声が上がっていました。
本当にたくさんの方がいらしていて、顔をオレンジ色に染めながら、炎を囲むようにじっと見つめている姿が印象的でした。
炎をバックに演奏された『白面金毛九尾狐太鼓』も炎が後押しをするような迫力で圧倒されました。紺色の空には赤い火の粉が舞っていて、怖いという気持ちよりも綺麗だなあ・・・と、ぼーっと眺めてしまいました。
今回ご参加された方もご参加されていない方も、高く高く燃え上がる炎を見上げに、来年ぜひご参加ください!お待ちしております。
以上、イベント報告とさせていただきます。