2024/01/28
My Harvest
0
0
みなさまこんにちは!
レストランオルティーヴォの牛尾です。
前回の投稿で季節のカクテルの紹介をさせていただきましたが
おかげさまでご好評いただいております。
まだ召し上がっていない方は是非飲みにいらしてくださいね^^
お話は変わりますが、私は先月の休館日で鹿児島と福岡に
先輩と後輩と行って参りました。
鹿児島は私の地元ということもあり、普段京都で一緒に仕事を
している仲間が自分の地元にいることがなんだか不思議な
感覚でした^^;
旅の目的は、焼酎の蒸留所見学がメインでした!
今回は2か所の蒸留所を見学させていただきました。
今回はそのうちの一つ「大山甚七商店」さんの
お話をさせていただきます^^
こちらは明治8年創業で元々は、大山甚七呉服店という名前で、
呉服と布団などを取り扱う傍ら、富久泉(フクイズミ)という銘柄の
芋焼酎の製造販売を行っていたそうです。
蒸留所のすぐそばに港があるのですが、当時琉球と薩摩藩との
貿易が盛んに行われており、琉球からの船がその港に着港し
大山呉服店もそこで荷物の受け渡しをしていたそうです。
そういったお酒づくり以外のところで栄えていたこともあり、
あくまでも商人というところから、名前も蒸留所ではなく
大山甚七商店と名乗っているそうです^^
こちらの蒸留所は小規模生産者ならではの、丁寧でこだわりのある焼酎造りをされていました。焼酎以外にもジンやラム、リキュールなどの製造販売も行っており
積極的に新しいことに取り組んでおられました。
中でも私が印象に残っているのは、地域のさつまいも農家さんや
ハーブ農園さんなどを大山社長自ら訪ねて、生産者さんが持っている
商品の思いやこだわりを聞いて、自分のお酒造りのこだわりと重ねて
考え、お酒造りに取り入れているところに感銘を受けました。
こだわり抜いた材料とこだわり抜いた作り手さんが作り出す焼酎は
非常に繊細で商品一つ一つにしっかりと個性と味わいがあり
どれをとっても美味しかったです。
近々、こちらの商品も皆さんにご提供できるようにいたしますので
お楽しみに^^‼
蒸留所見学のあとは、指宿の名所、砂蒸し温泉も堪能し
美味しい鹿児島料理もいただいて最高の一日となりました!!
次回はもう一か所訪れた「小鹿酒造株式会社」について
お話させていただきますのでお楽しみに^^
最後に工場見学の様子をお見せしますね☆
↓大山甚七商店到着☆
↓かなり珍しい間接式蒸留器!リキュールなどを作る際に使われていました。
↓貯蔵庫 施設がかなり綺麗でした!!
↓創業当初から大事に使われている和甕。未だに和甕が残っているのはかなり貴重だそうです。
↓国産ラムの発酵が見られました( ;∀;)国内でラムの製造が見られるのはかなりレアです!!!
↓酒蔵 中はお酒の直接販売スペースや、呉服店時代の貴重な資料が
展示されている資料館の様になっていました。
↓蔵の中には呉服店時代の展示物も。
↓こちらは薩摩藩と琉球との貿易で送られてきた当時のお弁当箱だそうです。
琉球を代表する綺麗な朱色でした。今の時代にこんな弁当箱があればかっこいいですよね^^(笑)
以上指宿編でした!!
大山甚七商店さんのHPとこちらの商品を取り扱っている
京都の酒屋さんのHPのリンクを貼っておきますので
気になる方はぜひチェックしてくださいね^^☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆大山甚七商店
〒891-0311鹿児島県指宿市西方4657
☆島酒の店(大山甚七商店さんのお酒が買える京都のお店)
〒604-8463京都府京都市中京区西ノ京円町24-4
My Harvest
0
0
京都鷹峯 & VIALA
〒603-8451 京都府京都市北区衣笠鏡石町47