2024/02/08
My Harvest
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こんにちは。
レストランオルティーヴォの三林です。
今回は休館日中に行った鹿児島での出来事をお話ししたいと思います!
九州といえば、、、焼酎!ということで、焼酎の醸造所2ヶ所を先輩方3人で見学して参りました。
そのうちの一つ、小鹿酒造さんのお話しさせていただきます。
鹿児島市からフェリーで大隅半島に行き、少し車を走らせて到着したのは豊かな自然が広がる鹿屋市吾平町(かなや市あいら町)の小鹿酒造さん!
元々鹿屋市で焼酎を作っていた小さな蔵元が経営困難になり、何とかしよう!と思い同じ立場の蔵元に声をかけて集まった4つの蔵が協業化した“小鹿酒造”さん。
”鹿”屋の“小“さな蔵元が集まったことから「小鹿酒造」という名前になったそうです!
協業化当初、企業の合併などうまくいかないと地元の人たちからも言われていた小鹿酒造は今では芋焼酎界でも一目を置かれる企業となりました!
そんな小鹿酒造さんにはいくつかのこだわりがあります。
芋焼酎造りで重要な要素の一つ、仕込み水。
小鹿酒造のある吾平町は照葉樹林に恵まれた国見山地の麓にあります。その山々の地下に貯められたミネラルたっぷりの吾平の水を酒造から車で数分にある玉泉寺公園から汲んだものを使用しているのです。
サツマイモ、もちろんここにもこだわりが、、、
小鹿酒造では確かな品質を得るために「小鹿農業生産組合」を設立しています。種芋(やがて芽がでて苗となるもとの芋)の選別から苗の植え付け、収穫まですべての作業において厳しい目で監修しながら育て上げられたサツマイモを新鮮な状態で焼酎の仕込みに臨める環境をつくりあげています。
契約農家さんからは「小鹿酒造さんは厳しいからな」とほかの企業よりも神経質になるらしいです(笑)
またサツマイモを収穫して工場に運ばれてからも人の目で改めて選別が行われます。
中央のコンベアから流れてくるサツマイモを数人で選別し、しっかりと育った良い芋を選び取ります。↓
一から十までこだわりにこだわりつめてようやく仕上がる焼酎。そうして出来上がる一品はまさに至高の一品でございます。
小鹿酒造さんのお酒を近々レストランオルティーヴォでもご提供いたしますので乞うご期待!
見学の際の写真です!
↓小鹿酒造で最も愛されているレギュラー酒「小鹿」の貯蔵タンクです!
↓小鹿酒造で使われている焼酎の仕込み水のある玉泉寺公園です。
新鮮な野生のクレソンが育つ美しい山でした!
吾平編完
小鹿酒造
〒893-1101 鹿児島県鹿屋市吾平町上名7312番地
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