みなさまこんにちは、フロント川口です。
4月になり箱根はやっと春らしい陽気が続いております。
そんな春めいた陽気の中、本日は「一度は行ってみたいい文化財の宿巡り」イベントを開催いたしました。
今回は塔ノ沢の老舗旅館２軒の見学をメインとしたイベントです。
イベントは塔ノ沢駅からスタート！
塔ノ沢駅は旅行でも、なかなか降りる機会がないと思います。
駅の裏手には銭洗弁天があり、まずはしっかりとお参りします。
陽射しも少し暑いくらいでしたが、緑に囲まれたところなので
ちょうど心地の良い散歩
銭洗弁天を降りていくとすぐに塔ノ沢の温泉街になります。
ここで最初の目的地、一の湯本館さんへお邪魔します。
今回は一の湯さんの全面協力をいただき、忙しい部屋の清掃の合間に色々な部屋を見せて頂きました。
さすがに国登録有形文化財に登録される宿だけあり、
明治、大正とそれぞれの時代に建築、増築された館内は見ごたえ
充分。私が印象に残ったのは全面大理石で造られたクラシカルな
お風呂や、現在は洋間となっていますが８８畳もの大きさの
大広間はとても大正の建物とは思えない程の綺麗さと壮観な姿でした。
一の湯さんでお弁当を食べ休憩の後に次なる目的地、福住楼さんへ向かいます。
福住楼さんでは先代の沢村さまに館内をその歴史、背景とともに
細かくご説明頂き、参加者の皆様もすぐにそのお話に食い入る様子が見て取れました。かくゆう私も事務局ながら大変興味深く聞き入ってしましました。
特に当時の名工の技術やデザインセンス、数寄屋建築の初期にみられる贅沢な銘木をふんだんに使った建物はどの部屋を見ても同じ
ものが無く、感心しながらも当時の様子を想像しながら愉しみました。
結局福住楼さんでは１時間を超える時間お邪魔してしまい、その後にに千歳橋、函嶺洞門前を通過、旭橋まで歩きイベント終了となりました。
天気とご説明いただいたガイドさん、従業員様に恵まれ、本当に充実したイベントとなりました。
ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。
また次回の機会にお待ち申し上げます。
