2022/12/01
身体はゴツイですが手先は器用です。
My Harvest
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皆様こんにちは、和食調理の岡部です。
浅間山の初冠雪から寒い日が続き、霧氷が木々に付き始める季節になりました、
軽井沢の冬が始まります。
約一年ぶりのブログ更新です、ご無沙汰しております。
今回も新樹で使われている『器』についてお話させていただきます。
皆様は『金継ぎ』という日本古来の器の修復方法をご存じでしょうか?
『金継ぎ』とは陶器などの割れや欠け、ひびなどを修復する日本の伝統的な修復方法で、割れたり欠けたりしてしまった陶磁器や漆器などを漆でつなぎ、修復する方法です。
新樹で使っている器たちも年月を重ねていき、ひび割れや器の縁のチップが目立つようになってきました、以前は簡易金継ぎセットを購入し修復していたのですが、今回は専門業者さんに依頼し金継ぎをして頂きました。
さすがに仕上がりが違います!
金継ぎでは傷跡を景色としてとらえ、継ぎ目を金や銀などの金属粉で装飾していきます。傷をなかったことにするのではなく、傷その物を器の歴史と考えて新しい命を吹き込むという理念のもと、金継ぎは行われているそうです。
これからちょっとずつ直した器を新樹で使っていきます、もし金継ぎされた器を見かけましたら、その時の料理と器の景色を楽しんでいただけたら幸いです。
軽井沢にお越しの際は温かい装いでおいでください、スタッフ一同お待ちしております。
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軽井沢 & VIALA
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